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「使えるんだったら自由に使っていいよ~」と言われたお宝(その1=PA機材)。
興味の無い人にとってはただのお荷物。
さて、ちゃんと音は出てくれるのか?
ホールを予約したのでサウンドチェックと行きましょう。

約束の時間に倉庫に行くと、
「これ、持っていくやつー」
と機材を出しておいてくれたのですが。。。

「デカっ!」

手前にあるスピーカー。EV SX500。
「足りなかったら、これあと2本あるから」
「いやいやいやいや、野外でやるわけではないんで、後ろのSX300だけで良いです~。」と。
さすがにこれは運搬だけで嫌になってしまいますわ~。

ということで、運搬で挫折しないレベルの機材を軽トラに積んで出発~。

やってきました、グリーンプラザおおだい。

グリーンプラザおおだいのホール、お宝(その2=ホール)。

東京でこのレベルのホールを借りようとしたら、どんだけ大変か!?

まず、使用予定の1年前に抽選があり、当選と同時に全額入金しなければならない。

大台町では、
「水曜日の夜だけ、ブラスバンドが練習で使っているけど、それ以外はずっと空いているから、いつでも使えるよ~。」

こ、これって、プライベート・ホール的なぁ~? キター!!!

ライブ会場にて、
軽くてスカスカな音。重低音が効きすぎでモコモコした音。ノイズだらけ。ハウリングが頻発していつもキーンと鳴ってる。。。
といった経験をされている方もいらっしゃるかと思いますが、
それって、その会場(ホール)に合わせた音の調整ができていないことが主な原因です。
多くの場合、その会場を使える時間が限られているため、リハーサルの時間が取れず、ちゃんと調整しきれていない状態で本番に入らざるを得ません。

でも、プライベート・ホールなら!
たっぷり時間が使えるなら!

完璧な音の調整ができるんじゃね?!

今どきはバンドがパソコンに入っちゃっているので、パソコンで一つ一つ調整していきます。

まずはドラムから。

「バスドラくださ~い!」
「スネアくださ~い!」
とPAさんがバンドのリハーサル時にやっているような感覚で、一つ一つの音を出して調整していきます。

こういう作業はたっぷり時間がある時でないとできないのよね~。

今回は、お借りした機材(アンプ、ウーファー、スピーカー)でちゃんと音がでるか? といった点が目的だったので、細かい調整はしていませんが、今後時間をかけて、1曲1曲のカラオケの音調整をしていきます。

そしてボーカルさんが来たところで全体の音バランス調整。

今どき、ミキサー卓もパソコンの中っす。

各チャンネル毎にEQがかけられます。
「えー? イコいらんの~?」
と、終始デジタル・ミキサーに感動してくれるおじさまたち。
「そうですね~。グラフィック・イコライザーは、こっちの方がどこでハウってるかも見やすいですし、各チャンネル毎、コロガシ・モニターにも1個ずつかけられるので、ハウリングの対処は楽です~。」

下写真がハードウェアのグラフィック・イコライザー。チャンネル数とともに台数を増やさなければならないので、運搬がつらいし懐も痛い。ソフトウェアならばクリック一つでチャンネル数分増やせるし、何より質量が無いから運搬が楽。
ソフトに慣れてしまったら、もうハードには戻れませんぜ。

絶対必須なリバーヴも入っているし。
これもハードウェアでやっていた時は面倒だったんですよね。センド・リターンとかケーブルでつなげちゃったりして。

せっかく良いホール、機材があっても、それを使いこなせなければ、宝の持ち腐れです。
古くても使えるもの、新しく変えるべきのもの、そこらへんを見極めて上手に使いこなせば宝は宝として、もう一度光り輝くのではないでしょうか。

そして、このお宝たちを蘇らせる第3のお宝(その3=歌い手さん)。
どこまで輝きを見せてくれるか、楽しみです。