Pocket

4月11日~12日に関係機関の皆様にお集まりいただき、大杉谷登山道の安全確認を行う合同パトロールを実施しました。

パトロール中はそれぞれの視点から登山道のチェックや、救助体制の確認を行います。せっかくなので、今回ご参加いただいた関係機関の皆様がどのように大杉谷に関わっているのかも併せて紹介させてもらいます。

○山岳遭難事故に関わる組織
 事故発生時のピックアップポイントの確認、これまでの事故現場の確認や情報共有、救助方法の確認などを行いました。

大台警察署・・・大杉谷山岳遭難協議会の本部。山岳遭難事故発生時の窓口でもあります。

紀勢地区広域消防組合奥伊勢消防署・・・山岳遭難事故発生時に救助活動を行います。 

三重県防災航空隊・・・山岳遭難事故発生時に防災ヘリで出動し、上空から救助活動を行います。 

大杉谷山岳救助隊・・・大杉谷登山センターの下部組織。遭難事故発生時に大台警察署の要請があった場合、捜索や救助活動を行います。 

ヘリでピックアップできるポイントの確認・情報共有

○登山道の維持管理に関わる組織
 登山道や橋梁の状況確認、東屋や道標の確認を主に行いました。

三重県農林水産部みどり共生推進課・・・大杉谷登山道は一部区間を除き、三重県の管轄です。

環境省近畿近畿地方環境事務所吉野管理官事務所・・・平等嵓吊橋及び吊橋周辺の歩道300mは環境省の管轄となっています。また、登山道は吉野熊野国立公園内にあります。

大台町産業課・・・大杉谷登山道の所在地として、維持管理や広報などを行っています。

吊橋のメンテナンス作業

○国有林関係
林野庁三重森林管理署・・・大杉谷登山道は一部国有林内にあります。国有林内の登山道周辺で立ち枯れしている木の除去などにご協力いただいています。

○山岳関係の組織
三重県山岳・スポーツクライミング連盟・・・登山道の整備や事故発生時の対応、安全登山の啓発などにご協力いただいています。

○研究機関
三重大学大学院生物資源学研究科・・・平成16年の豪雨災害以降、登山道の上部の岩場や崩壊地など、岩盤や河床を中心に定点観測を行い、崩れる恐れがある場所の状況を確認して頂いています。

登山道上部の崩れそうな箇所を確認・撤去
崩壊地の岩が今後動く可能性はどのくらいあるのか等の情報共有

大杉谷登山道は多くの関係機関のご協力により成り立っています。普段は表に出ることはありませんが、陰ながら支えてくださる皆様に感謝しつつ、山開きまでの残り数日、準備を進めていきたいと思います。

今シーズンも登山者の方が安全に大杉谷の自然を楽しんで頂けるように頑張ります!