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2016年6月。梅雨の大杉谷地区。

「月35日雨が降る」と言われる場所。「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるほど。

もちろんこの日も、雨ではないはずがなかった。

多くの人の想いが重なり、叶った日。

第0回清流宮川マラソン。

大杉谷地区の美しい景観を楽しみながら、この土地に足を運び、そこに住む人びとの温かさを感じてもらいたい。「ユネスコエコパークを走ろう」というキャッチフレーズで開催された大会だ。

スタッフと参加者に意見をもらうため、次年度の本大会に向け、プレイベントとして「第ゼロ回」が行われた。

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この日は、ハーフの部、ジョグ&ウォークの部で事前申し込みのあった方々が参加。

9割以上が町外のランナー。遠くは、東京都や山口県からランナーが参加した。

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タイムを計り、記録を出すため全力で走るランナー以外にも、仮装して走るランナーや、友達同士や家族で参加する方々も。大台ケ原・大峰山・大杉谷ユネスコエコパークの大自然を満喫しながら、それぞれのランを楽しんだ。

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集まったランナーは約150人。当初のプレ大会参加見込み人数を大きく上回った。

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また、メイン会場となった大杉谷地域総合センターでは、大台町の美味しい特産の数々が販売された。

特産品の定番「きゃらぶき」とNEW FACE「柚子かすていら」。

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地元のお母さんたちが用意してくれた朴の木だんごや手作りこんにゃく、アマゴ塩焼き、アマゴ甘露煮。

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マラソン終了後提供されたおにぎりとお味噌汁と共に、ランナーたちの疲れを癒していた。

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表彰式のあと、清流宮川マラソン実行委員会を代表するスタッフそれぞれの挨拶から、熱い思いが伝わった。

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有限会社クロフネカンパニー
代表取締役 中村文昭さん
「限界集落となってしまった大台町大杉谷地区。このまま寂しい場所になっていくのは・・・と母と何度も話していく中、今日司会してもらった20年以上の友人の大坪さんに『マラソンなんてどう?』と提案してもらったのが最初でした。岐阜県のランナー岩井さんに20回以上大杉谷に打ち合わせ等で来てもらい、その思いを形にするためにどうすればいいか浮田さんが考えてくれました。大杉谷地区の人口は260人。いつか人口の倍以上の人が走っている不思議なマラソン大会が実現すれば嬉しいです。」

NPO法人大杉谷さいこうプロジェクト代表
花咲くところ
中村賀代さん
「中村文昭の母です。遠方からこんなにも多くの人が集まってもらえて夢のようです。きっかけを与えてくれた大坪さん、壇上にいる岩井さん、浮田さんに背中を押されながらだんだんと自信がついてきました。限界集落真っ只中のこの大杉谷でひとつ花を咲かせてほしい、その思いから始まりました。この年になって、自分がどう生きたのかも残したいという思いも私の中にありました。地元の人、関係者、地域全体で形になったのが本当にうれしいです。みなさんの力でこの日が迎えられました。今、私は次のことを考えてワクワクしながら生きています。」

岐阜県のランナー
岩井由美子さん
「最初は大坪さんから声をかけてもらい、賀代さんにマラソンの話をすると、『マラソン?なにそれ?』という感じでしたが、話していくうちに、『実現したらすごいね!なんだか私、わくわくする!』と言ってくれました。その無邪気な言葉、表情に私は胸がキュンとなって、この人と一緒にワクワクしたい!と思うようになり、今日が実現しました。」

大杉谷地区住民(大台町役場職員)
浮田美里さん
「この大会の開催にあたりご迷惑をおかけした部分もあるかもしれませんが、ご協力いただきましてありがとうございました。私は大学時代の大台町でのフィールドワークがきっかけで大台町に住み、翌年大台町役場に就職しました。そして大台町の方と結婚しました。大台町にご縁を感じ、どうにかここを元気にしたい!という色々な人の思いがひとつになって形になりました。今回は第0回、来年の第1回に向けての大会です。次回の本大会に向けて、またみなさんのお力を貸してください。」

そして、第0回の開催の後も何度も打ち合わせが重ねられ、このイベントが今年スタートする。

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第1回清流宮川マラソン、

2017年5月7日(日)開催。

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ハーフマラソンの部、10kmの部、ウォーク(ファミリー)の部、中学生の部として、

現在参加者募集中。

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大台町観光協会大杉谷自然学校クロフネカンパニーの各HPで大会要項と申込用紙をダウンロードすることができます。

記念すべき第1回目の清流宮川マラソンを、一緒に楽しみ盛り上げましょう。

メイン会場となる大杉谷地域総合センターには、飲食などの出店も並びます。応援にも是非お越しください。

清流宮川マラソンFacebookページ