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 あるテレビを視聴していた時の孫との会話で「ヒト」と「人」の表記が話題になった。
 生物の世界では、人はカタカナで表し、この地球上の多くの生き物の一種に過ぎない。かつてヒトは地球に文明を発展させ、原始の自然を壊し、田畑を作り、家畜を放牧し新たな自然を作り、文化も産み出しました。
 町内に目を向けてみると、宮川源流域には手付かずの原始の自然がわずかに残り、そこには今では希少になった動植物が生育しています。一方、人の手の加わった里山といわれる自然も残り、そこでしか見られない動植物も生育しています。非常に長い年月をかけて作った自然と、ヒトが生きていた原始の自然の両方を大切に引き継いでいく必要があります。
 エコパークの拡張認定を機に、我々一人ひとりが周りの自然に注意を払い、生活を見直すきっかけになればと思います。

大台ヶ原・大峯山・大杉谷ユネスコエコパーク大台町推進委員会 川竹 守