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昨日から2日間のセミナーに行ってきました。
大台町に来て、何がいい、って、こういうセミナーが無料で受講できるところ。
東京でビジネス系のセミナーって平気で5万、10万円ってするセミナーがありますが、大台町だと、無料。ありがたやありがたや。

 
 
今回のセミナーは山田桂一郎さんという方で観光カリスマと言われる有名人らしいです。そのお名前だけでセミナーに出席されていた方もいらっしゃったようですが、すみません、私は知りませんでした。
でも中身は確かに素晴らしかった。
成功事例だけではなく、失敗事例なども惜しみなく発表されていて、その実績に基づくお話は非常に説得力のある内容でした。

 
 
昨年東京から移住した私(井坂)が感じていたこともビシビシ言っていました。
例えば、町をダメにする5文字の言葉2つ。
「なにもない」
「あたりまえ」
おーーー、確かに私も大台町に来て何人かの人に言われました。
「こんな何もないところに良く来たねーーー。」
と言われ、
「えー、山も川もあるじゃないですか。」
と答えると
「それ、当たり前だから。」
と返ってくる。どこの田舎でも言われることなんですね。
山田氏いわく、「それって自分の町を愛していないということ。自分の町を愛せていない人ばかりのところは、人を呼ぶことなんてできない。」とのこと。

山田氏が事例として出したスイスのツェルマットという町。
人口5,700人。
アルプス山脈に囲まれ、遠くにマッターホルンの頭が見える町。
なんとなく、大台町と環境が似ています。
山田氏が続けます。
「どちらの環境の方が良いと思います? スイスなんて岩山ばかりで植物なんてほとんど育たないんですよ。大台町は猿がいるじゃないですか。猿がいるっていうのは環境が良いところ、猿のいない国なんていっぱいあるんだから。ジビエ料理や地元野菜など、観光資源としては大台町の方が勝っているはず。ツェルマットは州に年間約40億円の上納金が払えている。補助金等一切もらわずに。それって大台町が三重県に40億円の上納するようなもので、できないはずがない。」
んーー、すごい説得力だ。

2日間に渡り、失敗事例や成功事例、マーケティングの具体的な手法など、中身の濃い話でお腹いっぱいになりました。
さて、
この話を完璧に理解し、実行することができる人、いわゆるプロジェクト・マネージャーとか、プロデューサーとか、リーダーとか、船頭とか、呼ばれる人、
が、
大台町に、
いるんでしょうか?
人口減少が加速度を増しているので、ここで頑張らないとやばいんですけど。
「10年でマイナス20%になったら、絶滅危惧種に指定されますから。」
ですって。