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もともとビデオ制作の仕事をしていて、映像の幅を広げようと2年前、ドローンを導入しました。
でも、東京ではなかなかドローンを飛ばす場所が無く、ドローンの仕事も無く、という状態でした。やはり仕事をし、反省し、改善し、新たな仕事をし、と経験を積んでいかなければ良いものは作れません。
「ドローンが自由に飛ばせる田舎に行ってみるか。」
と軽い気持ちで、なんとな~く田舎暮らしを探し始めまして、この大台町(三重県)にたどり着きました。
決め手はいくつかありますが、その中でも一番の決め手は「日本三大渓谷」、この響き。
「日本三大渓谷・大杉谷xドローン」、いいじゃん、いいじゃん!
 
昨年5月、初めて大杉谷を訪れてその雄大さに感動し「やるぞ!」とテンション・マックス!
千尋滝(せんぴろだき)六十尋滝(ろくじゅっぴろだき)をドローンで撮影し、そこそこご評価もいただき、これはいいぞ!
と、思っていたのですが。。。
何度も映像を見返していくうちに、自分的には、現場で見た感動をまだまだ伝えきれていない、という思いが出てきました。「ただドローンで撮影すればいい」と、そんなに簡単なものではないということに気づきました。もちろん「映像は映像。実際の感動は現地に行け。」という論もありますが、カメラマンとしては、やっぱり、最大限こだわりたい。と。
 
 

VRに挑戦

 
そこで、一つの可能性を試し始めたのがVR(ヴァーチャル・リアリティ)。
VR=仮想現実と日本語では訳してますが、「実際にそこにはないんだけど、現実みたーーい!!!」と思わせる技術。
右を向いても、左を向いても、上を向いても、下を向いても、後ろを向いても、その場の空間を映像として見せることにより、あたかもその場にいるような錯覚を与える技術。
右を向いたら食べ終わったラーメンのどんぶりがあって、左を向いたらアイドルのカレンダーがあって、上を向いたらいつものシミのついた天井、後ろを向いたら洗い物が残っているキッチン、という風景じゃだめです。
どこを向いても、その場の風景が広がっていないとだめです。
自分の向く方向に合わせて、その風景が広がるので、自分が実際その場にいるような感覚になる、というものです。
 
ということで、この技術で肝となるのが360度全球を撮影できるカメラ。

前だけではなく、
右、左、上、下、後ろ、
と、6方向を撮影し、撮影後、6個のカメラ映像をつなぎ合わせて360度映像を作り出すというもの。
わかりやすい。
でも価格が高いのと、重量があってドローンに積むことができません。
民生用でも、静止画撮影用は数年前からあったのですが、ちゃんとした動画が撮れるのはなかなかなくて、じーっと動向をうかがっていました。
そして、昨年秋に登場したのが、Insta360 ONE

動画としての画質もまぁまぁ妥協できる範囲かな、ということで早速購入。

ドローンに取り付けて撮影してみました。

 
 
 

360度映像の再生

 
さて、撮影した360度映像は、どうやって見るの? っていうことになります。
こんなゴーグルをつけます。

 
よく「これ高いんでしょ?」と聞かれますが、「2,000円前後ですよ。」と答えるとみんな驚きます。
だって、実際の映像を表示する部分はスマホだけなんですもん。スマホを入れるだけの箱と考えれば2,000円前後というのは納得していただけるかと。

 
VR映像を見ているところ。

 
 
 

勢い余ってお高いVRゴーグルをぽちり

 
スマホでVR映像を見る方式。これでも良かったのですが、何かが違う。。。
何だろう?
と、そこで、「お高いんでしょ?」と言っていた人が想像していたであろう禁断のお高いVRゴーグルに手を出してしまいました。

43,880円。
「やべー、結果的にやっぱスマホで十分だったじゃん!」と絶対後悔する気がしてましたが、
勢い余って、ぽちり。
実際にやってみないと気が済まない!やっかいな性格なので、買ってしまったのでした。


このことが、また更なる大きな出費につながっていくのですが、その話はまたいずれ。。。
この性格だと騙されやすいんだよなぁ。。。あっ、先日詐欺に合ったんだ。思い出した。。。そ、その話もいずれ。。。
 
 
さて、このVRゴーグル、Windows Mixed Reality(以下、MR)というマイクロソフトが提唱しているVR技術に準拠しているもので、このゴーグルをWindows Mixed Reality ヘッドセット(以下:MRヘッドセット)と言っているみたいです。
 
スマホからMRヘッドセットへの移行について、
画質の大幅アップを期待しておりましたが、画質としてはそれほどアップしていないかなぁ。。。
大きな違いはコントロールのしやすさでしょうか。
VR映像の再生はゴーグルを顔につけた状態で操作しなければならないので、スマホの場合、次の動画を再生したい!、他の動画を選びたい!、と言った時、一度ゴーグルを外してスマホを操作しなければなりません。
そういう場合用に、スマホでもBluetoothで接続できるリモコンがあります。が、しかし。。。

このリモコンが、これがすこぶる不安定。
そもそもAppleさんは、こういうまがい物を一切認めていないため、iPhoneで使おうとするとひと手間もふた手間もかけないとだめなんです。ふた手間もかけた上、動いたり、動かなかったり、と不安定なもんで、しまいにキーッ!といらだってきます。

その点、MRヘッドセットはコントローラーも含めて提供されているので、設定も簡単で、安定して動いてくれます。

 
 
MRヘッドセットの中はこんな景色が広がっています。
おぅ~、SF映画の世界みた~い。

 
 

氷の六十尋滝をVRで体験できるイベント

 
さてさて、私(井坂)がこんなにVRにはまっているのは、ただの道楽だけではありません。
今週土曜日(3/17)、津で行われる「三重まるごと自然体験フェア2018」に出展するためなのであります!
 

私は1日中、説明員として立っておりますので、VRにご興味ある方はぜひ遊びに来てください!