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大杉谷登山最終日の11月26日、ユネスコエコパーク大台町推進委員の方々と、核心地域にある『シシ淵』を目指し、初めて登山道を歩くことになりました。
ガイドをしてくださったTさんは、初心者の私たちの様子をみながら、丁寧な説明と休憩をはさみつつ進んでいってくれます。危険箇所では鎖を手に取り、気を引き締めて一歩ずつ進みます。
時折、まだ落葉せずにきれいな赤色の葉をつけたままのモミジが残る景色に目をやりながら、前を歩く人の足元を見つめてひたすら歩くこと3時間。目的地である『シシ淵』に到着です。
そこには、私が見たことのない宮川がありました。清らかで凛とした、神秘的でさえある宮川です。
途中の登山道には、キハダ、鹿子の木、ヒメシャラなど、自然のままの姿がありました。ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に生育する守られるべき物たちの姿でした。
この素晴らしい山を、清らかな宮川を、ぜひ見てほしい、感じてほしい。どうやって出会ってもらえばいいんだろう。そんなことを考えた一日となりました。
最後に、楽しく安全に登山ができるようにと、台風や大雨で崩れた登山道を修復してくださる方たちに、「ありがとうございます」。

大台ヶ原・大峯山・大杉谷
ユネスコエコパーク
大台町推進委員会  前田 充